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「久」という字

「久」 とても好きな漢字のひとつ

今日は「NHKカルチャー教室」指導の日。

山形県民謡「新庄節」を寝起きから浚う私。



「風わたる 声に涼しさ 久しき音」

── 初夏の風のように、声は心に涼を運ぶ。

 唄い続けるほどに、その音は時を越えて響き続けます。



あるいは少し言葉を足して…


「久しき稽古の声こそ、涼しさを運ぶ風となる」

── 初夏の静けさに響く稽古の声。

その一音一音が、遠く久しく、心に沁みる風となります。


民謡はとてもムツカシイが一番身近な音楽ジャンルでもあり、久しく唄うからこそ良い風味が出るモノです。

そんな風情と蝉の声を聞きながら稽古場に向かう。

 
 
 

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見立ての美学

今日は「見立て」というお話を少し。 端唄や民謡をやっていると、 歌詞に直接「恋」や「別れ」と書いていないのに、 なぜか心が動くことがありますね。 それが「見立て」です。 江戸の人は、思っていることをそのまま言うのを野暮だと考えました。 だから花に心を重ね、波に恋を重ね、月に別れを映しました。 つまり、本当の気持ちは景色に預けて唄ったのです。 たとえば 「梅は咲いたか 桜はまだかいな」 これは花の話

 
 
 

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