浅草鷲神社
- 﨑 秀五郎

- 10月23日
- 読了時間: 1分
皆さん、こんばんは😊

先日、浅草鷲神社(おおとりじんじゃ)の前を通ったら、もう酉の市の準備が始まっていました。
露店の屋根が並び、提灯が張られ、遠くからでもあの雰囲気が伝わってきて――季節の移ろいをしみじみと感じました。
この鷲神社は、酉の市発祥の地として知られるだけでなく、 芸能・興行と深い縁のある神社 でもあります。
江戸の頃、舞踊・演劇・寄席・見世物といった“人を魅せる”芸能が、この酉の市の場にも息づいていました。 “熊手を買う”という縁起物の買い物が、“お客様をかき込み、舞台の運を掴む”という芸の世界の意気込みと重なっていたのです。
芸を志す私たちにとって、舞台=“福をかき込む”場、観客を惹きつける場。だからこそ、今回この光景を目にして、改めて「来年・今年の稽古・舞台」に向けた覚悟を新たにしたいと思いました。
熊手の「かき込む」手つきが、まさに私たちが稽古で身につけたい“技・心・縁を掴む”という姿そのもの。
酉の市の賑わいの中には、昔ながらの興行精神が、下町の空気とともに今も漂っています。
今年も、舞台ひとつひとつを大切に、皆さんとともに「お客様を惹きつける時間」を創っていきましょう。福と縁をかき込みましょう🍀
——秀五郎



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