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ご挨拶

新年あけましておめでとうございます。私、﨑秀五郎は、三味線演奏家として、今年も皆様に音楽の素晴らしさを伝えていきたいと思います。昨年は多くの人々が新たな挑戦をした一年であり、私自身も伝統楽器である三味線を通して新しい音楽の形を模索しました。


辰年にちなみ、三味線の演奏においても「龍」のように力強く、そして時には優雅に舞う姿をイメージし、音楽に表現を加えたいと考えています。辰年は龍の年とされ、日本の伝統文化において龍は力と知恵の象徴とされています。三味線の音色にこれらの要素を反映させることで、更に深みのある演奏を目指します。


この一年も、伝統と革新が融合する音楽の世界で、皆様と共に新たな歩みを進めていければ幸いです。どうぞ本年も、﨑秀五郎の音楽活動をよろしくお願いいたします。

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