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執筆者の写真﨑 秀五郎

浴衣会

今回で6回目となる東京門下の発表会。

毎回、全力で楽しんでいただいております。


今回は箏奏者の山野安珠美さんをゲストにお弟子さんに至福のひと時を味わっていただきました。

東京では毎回、私が聞いて欲しいプレイヤーの音楽をお弟子さんに聞かせたいという思いがあり、ゲストをお呼びしております。

やはり素敵な演奏でした。


あっというまに終了致し、次に向かってお稽古が始まります。


「発表会」とは、それぞれが自身の反省点や課題を見つける場であり、そこで得た学びが次の成長に繋がると私は考えております。


日本の音楽の本質は、完璧な演奏を披露することではなく、日々の勉強の成果を自身で感じ、そして芸事をさせていただいていることへの感謝を表現する場。


出来の良し悪しは関係なく、その心を大切にし、舞台に立つことが私たちの芸の道であり、ひとつひとつの発表が自身と向き合う機会。


「感謝の気持ちと学びの心が、芸を磨く原動力となります。日本音楽のフレーズは『手』といい、習得することを『手にする』といいます。鍛錬することは『腕を磨く』といいます。腕を磨き続け、さらに深い感動と美しさを『手』にしていきましょう。」


私の考えはこんな感じです。



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