top of page

今日は銀座校でした

お稽古すれば奥が深いと感じますよね。

追求すれば、するほど難しさがわかってきます。

それがすでに「上達」だと思います。


うまく歌う事も重要かもしれませんが、一番大切なのは、その曲を「伝える」という事です。声に頼るウタには感動しません。

「この唄、いいウタですよ!」って紹介するつもりで表現するんです。

だから思いを込めて伝えるウタは何にも変えがたい大切なウタになり、それぞれの良さが見えてきます。

楽曲を学んで理解し、自分の思いを伝えられるように精進することが「稽古」なんです。


でも、これって全部お弟子さんから学んだことなんです。


あ! 

声量がある人には私も憧れます(笑)


 
 
 

最新記事

すべて表示
芸道における努力の解釈

あくまでも私観ですが、努力とは、語るものではなく、滲み出るもの 「努力しました」と自分で言うことに、私はいつも、どこか引っかかりを覚えてしまう。 もちろん、目標に向かって懸命に励む姿勢を否定するものではない。けれども本当に努力したかどうかは、自分ではなく他人が見て、感じて、...

 
 
 
指導への拘りと自由

指導っていうのは、拘りと自由の境界をどの様に見るか。 柔軟に解釈する事で、弟子のニーズに寄せるのも大切ですけど、拘りに限界が生じる事が苦しい気持ちも時にあります。 それでもやはり、師が積み重ねてきた美意識や型は、ただのわがままではなく、時代を越えて磨かれてきた「確かな基準」...

 
 
 

Comments

Rated 0 out of 5 stars.
No ratings yet

Add a rating
bottom of page