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【三味線、都内中学校にて150名体験!】

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本日を含め、2日間にわたり都内の中学校にて三味線の訪問体験授業をお届けしてまいりました。


夏の授業時間は短く、1コマ45分。

その中で「三味線の歴史」と「演奏体験」の両方をギュッと詰め込んだ、まさにマッハ授業。

汗だくになりながらも、三味線の魅力を全力で伝える時間は、私にとって何よりも尊いものです。


驚いたのは、三味線の音を「聞いたことがある」と答えてくれる生徒が増えていたこと。

津軽三味線の演奏家の皆さんをはじめ、その他邦楽コンサートを積極的に開催してくださっている関係者の皆様のおかげです。

本当にありがとうございます。

皆さまの活動が、確実に次の世代へと届いている実感があります。


私自身は「三味線を実際に弾いたことがある子供たちを増やしたい」という想いから、これまでさまざまな学校へ出向いてきました。

今回も自前で用意した三味線30挺を携え、5クラス・計150名の生徒に三味線体験をしてもらうことができました。


「楽しかった!」

その一言を目指して、準備や構成にも毎回工夫を凝らしています。


この中からいつか、本当に三味線を生業にする子が現れたら——

そんな未来を思い描きながら、私はこれからも各地の教室へ三味線を担いで向かいます。


若者のパワーに吸い取られながらも(笑)、心は充実の二日間でした!

 
 
 

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